初のシャルドネリリースです。2023年10月2日から収穫を開始しました。
標高800mに位置するシャルドネ畑の収穫時の最高気温は23℃。非常に穏やかな気候の中で、葡萄の状態を一房ずつ確認しながら手摘みを行いました。火山灰土壌の風通し・水はけの良い明野の土壌で育ったシャルドネは、樹齢は若いですが果実の熟成は良好で、十分な糖度と繊細な香りを保ったまま収穫できました。
色合いはグリーンがかったイエロー。強めの輝きと透明感があり、粘性は軽やか。香りは控えめで、レモンや青リンゴなど、冷涼な気候を連想する控えめな柑橘の香りが主体です。
土壌由来のミネラルのニュアンスも感じられます。ソフトな果実味と抑えられた酸味がバランスをとり、余韻にミネラル感を長く残します。ハツラツとした酸味を残したスパークリングとは異なり、繊細な果実味とミネラルの調和が穏やかな、奥行きのある優しい味わいの白ワインです。

7℃～11℃に冷やしてお飲みください。
冷蔵庫に入れていた場合は、室温に出し、少し置いてから飲むことをお勧めします。樽を使用しないシャルドネならではの優しく素直に伝わる果実味と、口中で広がるミネラルとのバランスが良いのが特徴的な白ワインです。
お刺身はもちろん、ふっくらと焼いた焼き魚や寄せ鍋といった和食とも好相性。また、土壌由来の、硬水のようなボディを持っている為、岩塩を挽いて食す料理ともよく合います。
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